クロボタンインコは、緑色の小型のオウムです。野生では水場へ通う群れで暮らし、草の種を中心に食べます。
体は緑色で、胸と尾はピンク色です。顔は濃い灰色で、後頭部に向かってオリーブ色になり、額は赤茶色です。オスとメスの羽色は同じです。
クロボタンインコはザンビア南西部の乾いた地域に暮らし、モパネ林や水場を利用します。研究者は2018年12月から2021年10月まで30か月間、モパネ林内、草地、川、人工の4種類の水場を訪れる鳥を調べました。水場の場所や周囲の環境と利用の関係を記録しました。
水を飲みに来る鳥は、分布域の中心に近い池ほど多く、モパネ林との距離、周りの木の覆い、人の活動にも影響を受けていました。鳥は岸辺の長さが50メートル未満の池をよく使い、100メートルを超える池は避ける傾向がありました。草地やモパネ林の池は乾季に干上がりやすく、訪れる数も変わりました。研究者は池の大きさ、水の有無、周囲の人の活動などを記録し、種類ごとに訪問の傾向を比べました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
研究者はモパネ林の中や近くに、小さく浅瀬があり静かな水場を設けることを提案しています。既存の林の池に水を長く残し、人工の水場も鳥が利用しやすくする方法が示されました。