草地や水辺の近くに暮らし、草などの繊維を編んで垂れ下がる巣を作る鳥です。
繁殖期のオスは頭や胸が黄色くなります。メスと繁殖期以外のオスは、淡い黄褐色で縦じまのある羽色です。
マレーシアのセランゴール州とペルリス州に暮らすキムネコウヨウジャクの巣では、形や支える木の太さが地域で異なりました。22群れにあった完成巣66個の支えとなる木は、セランゴール州で平均58.8センチ、ペルリス州で18.3センチでした。巣の高さもそれぞれ平均3.4メートル、2.8メートルでした。巣の全体の縦の長さも平均65.2センチと54.9センチに分かれました。
巣の中の温度や湿度は、巣の長さや入口の筒の長さと関係していました。入口や巣全体が長いほど、巣の内側の温度は低い傾向でした。木の太さや巣の形によって、巣の中には周りと異なる温度や湿度の環境が生まれます。オスは途中まで編んだ巣を作り、メスはそこから巣を選んで繁殖用に仕上げます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
セランゴール州とペルリス州では、巣を支える木や巣の形、内部の気候に地域差がありました。営巣木と巣材を残すことが、キムネコウヨウジャクの巣づくりを支えます。