ハリテンレックは、背中に短い針をもつマダガスカルの小型哺乳類です。夜に地上や木の上で無脊椎動物を探します。
背中には短く細い針があり、顔や脚、腹側には毛が生えています。尾は短く、目も小さいです。
マダガスカル北東部の森林、農地、村で小型哺乳類を調べた複数年研究には、ハリテンレックも含まれました。研究者は捕獲した陸生小型哺乳類2,053匹のうち2,032匹を検査し、病原性レプトスピラ菌を調べました。ハリテンレックは54匹が検査され、3匹が陽性で、種全体の検査結果は5.5%でした。小型哺乳類全体の陽性率は13.8%でした。
動物の種類と捕獲場所を組み合わせて調べると、病原菌の系統と生息環境の関係が見えてきます。ハリテンレックでは、水田で捕獲された個体の一つから、ネズミ類にも見つかったレプトスピラ菌に近い系統が検出されました。森林から農地へ変わる地域の小型哺乳類を継続して調べることが、生息地と動物の健康を記録する手掛かりになります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
マダガスカル北東部の調査では、検査したハリテンレック54匹のうち3匹からレプトスピラ菌が検出されました。水田で捕獲した個体から、ネズミ類にも見つかった系統が確認されています。