ロクショウヒタキは、青緑色の羽が目を引くヒタキの仲間です。樹冠の中ほどから上で虫を捕り、ヒマラヤから東南アジアに繁殖地があります。
全身の羽色は青緑色です。オスは目とくちばしの間が黒く、メスや若い個体では同じ部分が淡い灰色で、あごに細い横じまが見られます。
中国南西部、貴州省の寛闊水自然保護区では、ロクショウヒタキとノビタキが、自然林の中の開けた場所にある21軒の家で繁殖していました。研究者は1999年、2002年、2004〜2006年、2008〜2015年の5〜7月に巣と繁殖ペアを調べました。保護区の格上げ後、住民の95%が保護区外へ移り、住民は280人から18人に減りました。家の数は変わりませんでした。
住民が移った後、ロクショウヒタキの繁殖ペア数は43組で、2008年以前の51組から統計的に明らかな変化はありませんでした。一方、巣を他の動物におそわれた割合は7.84%から27.91%に上がりました。ノビタキは繁殖ペア数が減り、その差は統計的にも明らかでした。人が住まなくなった家でもロクショウヒタキが巣を作ったことから、研究者は家屋そのものが営巣場所になっていたと考えました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2009年5月から2010年4月まで、ナガランド州トゥエンサン市場で週1回、午前中に計52回行われた調査では、ロクショウヒタキ(Eumyias thalassinus)が32羽記録されました。