インドネシアの北モルッカ諸島にすむオウムです。白い体と、大きく扇のように広がる冠羽が特徴です。
翼と尾の裏側は黄色みを帯びます。くちばしと足は暗い灰色です。
2022〜2023年にインドネシアのカハトラ村で行われた調査では、5か所すべてでタイハクオウムが記録され、合計は16羽でした。5か所の数は5羽、4羽、3羽、2羽、2羽で、研究者は大きな偏りなく分布していたと判断しました。住民への聞き取りでは、タイハクオウムは大木のある森で見られ、幹に巣を作ると説明されました。果物や種子、トウモロコシ、ココナツ、バナナ、米などを食べ、食べる、飛ぶ、枯れ枝に止まる姿があるといいます。
この白いオウムは「ガタラ」と呼ばれ、テルナテ語で黄色みがかった白い鳥を指す言葉として説明されました。住民はタイハクオウムをロロダ王国の象徴として語り、午前1時ごろの鳴き声を漁に出る時刻の目安にしていたといいます。
IUCNレッドリスト(BirdLife Internationalによる2021年報告) · 危機(Endangered, EN; 2021年BirdLife報告) · 世界全体
BirdLife Internationalは2021年の記事で、違法取引を背景にタイハクオウムが危機(EN)に分類されたと報告しました。