シロエリオオハムは北極圏の湖で繁殖し、冬は太平洋沿岸へ移動する潜水が得意な水鳥です。
繁殖期の成鳥は灰色の頭と、縞模様の入った首をしています。
シロエリオオハムは、アラスカ北部の小さく浅い湖でも繁殖します。2011~2014年に湖を調べた研究では、五種類の魚と湖の特徴が、アビ類の利用やひなの成長とどう関係するかを分析しました。北極沿岸平原の淡水湖で、二種のうち本種ではアラスカクロウオがいる湖で利用とひなの生産が高くなる傾向が見られました。本種はキタオビアビより小さく、より浅い湖を利用します。
研究者は、小型の魚がシロエリオオハムのひなにとって大切な餌になると考えています。前年に使われなかった湖が翌年に本種に利用される可能性も比較的高く、魚の種類と湖の利用状況が繁殖地の選択に結び付いていました。湖ごとに魚の種類や数も調べ、アビ類二種の利用傾向を比べました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
アラスカ北部の湖の調査では、アラスカクロウオのいる湖でシロエリオオハムの利用とひなの生産が高くなる関係が見られました。小型魚がひなの餌になることが、湖の利用に関わると考えられています。