ホソユビヤモリのなかま
Cyrtodactylus
- Cyrtodactylus arndti
おとなのオスの頭部は細長く扁平で、首から明瞭に区別されます。吻は長く、上から見た先端は鈍い形です。 おとなのオスの背面には粒状の鱗があり、その間に丸みのある円錐形の、稜を持つ突起が並びます。 おとなのオスの前肢と後肢は、中程度に細めです。 中小の広葉樹に低木やつる植物が交じる常緑林で、岩の多い沢沿いの木や花崗岩上から記録されています。午後7時〜10時に、地上約0.6〜1.5mで見つかった記録があります。 ベトナムのビンディン省にあるヴァンカイン地区とクイニョン市から記録されています。
- Cyrtodactylus arnei
Cyrtodactylus arneiは、ベトナム南部のホンチェ島で記録されたヤモリです。おとなの鼻先から尾の付け根までの長さは70.9〜78.0mmで、オスには排泄口の前に5〜7個の孔があります。
- Cyrtodactylus barailensis
おとなのメスは頭部が上下に扁平で、首から明瞭に区別されます。吻端は上から見ても横から見ても丸い形です。 おとなのメスの背面には粒状の鱗があり、その間に、先端の鈍い円錐形で、弱い稜のある突起が並びます。 おとなのメスの前肢と後肢は、どちらも細めです。 唯一のおとなメスは、2021年8月14日午後8時ごろ、アティブン保護林の小さな木の幹で、地上約2mの高さから採集されています。周囲は、人の活動による圧力が比較的小さい半常緑林でした。 インド北東部ナガランド州ペレン地区の、アティブンにある模式産地から記録されています。
- Cyrtodactylus chumuensis
おとなのオスの頭部は細長く扁平で、首から明瞭に区別されます。吻は長く、上から見た先端は鈍い形です。 おとなのオスの背面には粒状の鱗があり、その間に丸みのある円錐形の、稜を持つ突起が並びます。 おとなのオスの前肢と後肢は、中程度に細めです。 2014年6月20日に採集されたおとなのオス1個体と亜成体のオス1個体は、標高400〜500mで、午後7時〜10時に見つかりました。岩の多い沢沿いの花崗岩上で、地上約0.5〜1mの位置におり、周囲は中小の広葉樹に低木やつる植物が交じる常緑林でした。 ベトナムのダクラク省ムドラク地区にあるチュム山から記録されています。
- Cyrtodactylus chure
おとなのオスの背面には、なめらかな粒状の鱗があり、その間に大きく、弱い稜を持つ、先端が弱くとがった突起が並びます。 おとなのオスの腹面の鱗は背面の粒状の鱗よりずっと大きく、なめらかでほぼ円形をしており、先端が丸く、少し重なり合います。 おとなのオスの前肢と後肢は、やや長く細めです。 2024年6月16日の午後7時30分〜11時30分ごろ、ハリハルプルガディ砦の壁で観察されました。地上約1〜3mの高さにいて、約1mの範囲内に2〜3個体が見られました。壁には隙間が多く、低木や背の低い草が部分的に日陰を作っていました。 ネパールのバグマティ州シンドゥリ地区にあるハリハルプルガディ砦から記録されています。
- Cyrtodactylus denticulatus
おとなのオスの頭部は首から明瞭に区別され、上から見ると三角形です。 おとなのオスの背面には小さな粒状の鱗があり、その間に、より大きい円錐形の、弱い稜を持つ突起が並びます。 おとなのオスの後肢は、前肢より長く太い形です。 2019年3月8日に採集された唯一のおとなオスは、午後7時〜11時に、岩の多い沢に近い竹林で見つかりました。花崗岩の大岩より4m上にある竹の枝にいました。 タイ西部ターク県ターソーンヤーン郡メームーイのチャオドイ滝にある採集地点から記録されています。
- Cyrtodactylus equestris
おとなのオスは頭部が首から明瞭に区別され、吻は上から見ると丸く、横から見ると幅広く切り落とした形です。 おとなのオスの背面には小さな粒状の鱗があり、その間に、しばしば稜のある大きな突起が並びます。 おとなのオスの前肢は、後肢より短く、細めです。 詳しい採集情報のある個体は、標高500〜1,200mの、自然の状態が比較的よく残る丘陵林や低い山地の森林で採集されています。 ニューギニア島北部のフォジャ山地とトリチェリ山地から記録されています。
- Cyrtodactylus fluvicavus
おとなのオスは頭部が首から明瞭に区別され、頭は上から見ると三角形です。 おとなのオスの背面には粒状の小さな鱗があり、その間に、弱い稜のある大きな円錐形の突起が並びます。 おとなのオスの後肢は、前肢より大きく太めです。 確認された個体は、岩の多い流れや近くの滝を伴うカルスト林で見つかっています。森林には落葉樹と乾燥常緑林の木々が混じります。 タイ西部カンチャナブリー県のチャルーム・ラタナコーシン国立公園にある、タム・ターン・ロート・ノイ〜タム・ターン・ロート・ヤイ自然歩道から記録されています。
- Cyrtodactylus irulaorum
おとなのオスの胴の背面は、なめらかでほぼ円形の、弱い円錐形をした粒状の鱗に均一に覆われています。 おとなのオスの腹面の鱗は背面の鱗よりずっと大きく、なめらかで、やや細長く、少し重なり合います。 おとなのオスの前肢と後肢は、長く細めです。 地面や落ち葉の中で、日没後およそ45分〜2時間に見つかっています。模式産地は、低い丘に隣接し、主に熱帯乾燥常緑低木林を伴う小さな農場で、別の地点は落葉樹林の一角です。 インド南東部タミル・ナードゥ州の、ヴァラム保護林付近の農場とテルヴォイ・カンディガイから記録されています。
- Cyrtodactylus kiphire
おとなのオスは頭部が上下に扁平で、首から明瞭に区別されます。吻端は上から見ても横から見ても丸い形です。 おとなのオスの背面には粒状の鱗があり、その間に、先端の鈍い円錐形で、弱い稜のある突起が並びます。 おとなのオスの前肢と後肢は、どちらも細めです。 2021年8月1日、おとなオスの模式標本が、午後11時ごろに森林の歩道脇の低木で、地上約2mの高さから採集されています。 インド北東部ナガランド州キフィレ地区の、キフィレ森林コロニーにある採集地点から記録されています。
- Cyrtodactylus kochangensis
おとなのメスは頭部が首から明瞭に区別され、頭は上から見ると三角形です。 おとなのメスの背面には粒状の小さな鱗があり、その間に、弱い稜のある大きな円錐形の突起が並びます。 おとなのメスの後肢は、前肢より大きく太めです。 2017年7月8日午後9時7分、おとなメスの模式標本が、標高36mの小さな木の枝の間で、地上約100cmの高さから採集されています。周囲は乾燥常緑林で、近くに岩の多い沢がありました。 タイ南部ラノーン県のチャーン島にある採集地点から記録されています。
- Cyrtodactylus lenya
おとなの四肢は細めです。 おとなの頭部の上面は粒状の鱗に覆われ、側頭部上方には小さな突起があります。 おとなの腹面の鱗はなめらかで重なり合い、背面の粒状の鱗より大きくなっています。 確認された個体はすべて、標高40〜75mにある一つのカルスト地形で見つかっています。周囲には成熟した湿潤な常緑林があります。 ミャンマー南部タニンダーリ地方のレニャ国立公園拡張予定地にある、一つのカルスト地形から記録されています。