茂みのある林などで繁殖する渡り鳥です。英国で繁殖する個体は、冬を西アフリカで過ごします。
羽は目立ちにくい茶色で、茂みに隠れがちです。姿よりも歌声で見つかることがあります。
サヨナキドリの春の渡りは、サハラ以南の越冬地から地中海を経て、ヨーロッパの繁殖地へ向かいます。2014年の研究では、ブルガリア、イタリア、フランスで繁殖するオス9羽に位置記録計を付け、春の移動を調べました。平均すると、3月23日にサハラ以南を出発し、3月31日ごろに地中海地域で約13日間立ち止まりました。繁殖地への平均到着日は4月19日で、春の渡り全体は平均27日でした。
位置記録から、移動の日程と春の環境の重なりも調べました。早く到着した個体の移動時期は、春の植生の芽吹きと成鳥の餌が最も多い時期に重なりました。繁殖のタイミングは、成鳥の移動時期より後に続きました。この移動日程は、繁殖地で記録した9羽のオスを追った結果です。
BirdLife欧州鳥類レッドリスト · 低懸念(Least Concern, LC) · 欧州
BirdLife Internationalの2021年欧州鳥類レッドリストでは、サヨナキドリは欧州の評価で低懸念(LC)で、個体数の傾向は安定とされています。