中米と南米北西部に離れて記録されるオヒキコウモリ科のコウモリです。2020年の遺伝研究は、従来M. currentiumに含められていた北方の集団をM. bondaeとして区別し、背毛と上の前歯の違いを診断に使いました。
2020年の診断では中型のMolossusで、背毛はコーヒー色から黒っぽい色です。毛の根元に淡色部がないか、あっても毛の長さの3分の1以下です。背毛は平均約4.0 mm。前腕長は標本の平均でオス42.0 mm(39.0〜44.1 mm)、メス41.6 mm(40.4〜43.7 mm)でした。上の前歯は平たく、先端が内側へ向かいます。
2001年の種別解説は、コスタリカで建物や二階のポーチの屋根、ニカラグアで教会、パナマで家屋をねぐらにした記録を挙げています。これは当時の中米の観察をまとめたものです。後の分類変更により同じ名前で扱われた南米南部の集団は別種とされるため、その記録はここに含めていません。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。