ミナミウミカワウソは、南米太平洋岸の岩場に暮らすカワウソです。暗い茶色の毛と、魚・甲殻類・貝を食べる暮らしが特徴です。
毛は濃い茶色で、腹側は背中より明るい色です。
ミナミウミカワウソのふんを調べた研究では、ペルー沿岸のプクサナ、アンコン、プンタ・コリエンテスの3地点で小さな粒子が見つかりました。調査は2022年10月と2023年5月に行われ、ふんの試料から69個の微小な粒子が確認されました。
見つかった粒子の88.41%は繊維でした。調べた試料中の1本の繊維からはポリプロピレンが確認されました。粒子の55.07%はプクサナ、23.19%はアンコン、21.74%はプンタ・コリエンテスで見つかりました。春の調査で59.42%が見つかり、黒や青の粒子が多く見られました。さらに、3地点すべての海岸でペットボトルや漁業に関係するプラスチックごみが広く確認されました。粒子が見つかった割合は、3地点の間で明確な差がありませんでした。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
調査では、カワウソのふんから微小な粒子が見つかり、調査した海岸すべてでプラスチックごみなどの固形ごみが確認されました。著者らは、人の利用がある海岸でごみの管理を改善し、状況を続けて調べる必要を挙げています。