重なり合ううろこに覆われ、地面に巣穴を掘って暮らすセンザンコウです。
頭は小さくとがり、体にはうろこと毛が生えています。
ミミセンザンコウは、強い爪で土を掘り、長く粘る舌でアリやシロアリを食べます。香港では、落ち葉や枯れ木のある林のほか、林の縁の低木の多い場所にもすみます。昼は穴の中で休み、夜になると動くため、姿を目にする機会が少ない動物です。
巣穴は斜面に作られ、人の通る道や村の近くで見つかることもあります。香港の2019〜2024年の行動計画は、自動撮影カメラ、巣穴、目撃、救護された個体の情報を組み合わせて、生息する場所を調べる方法を示しました。見つけにくい動物の情報を、異なる手がかりから集める計画です。
肉やうろこを目的とした密猟は、分布域全体で大きな脅威です。香港では、イヌによるけがや、生息地が道路などで分かれることも課題に挙げられています。丸くなってうろこを外へ向ける守り方を持ちますが、暮らす土地のつながりや、周りの動物との関係にも保全が関わります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
肉やうろこのための密猟が脅威です。香港の2019年の保全計画は、イヌによるけがや生息地の分断を課題とし、調査、生息地の保護、救護と野生復帰の改善を掲げました。