成鳥は金属光沢のある暗色のムクドリで、冠羽や喉の羽が細長く見えます。タニンバル諸島の森で、果実を中心に餌をとります。
成鳥は頭と体が暗い炭黒色で、緑色の金属光沢があります。頭頂と喉には先のとがった細長い羽があり、オスとメスは似た姿です。
2015年の乾季、タニンバル諸島のヤムデナ島にあるロルルンの森で、野生のゴフィンオウムを調べる研究者が、巣立ちを迎える若鳥の巣を3か所見つけました。調査は9月下旬から10月中旬までの18日間でした。3本の巣木は互いに約1キロ離れ、オウムの巣穴は地上25〜30メートルの幹にありました。調査報告では、地元の人がオウムの好む巣木として挙げた樹木に、アイアンツリーやニューギニアローズウッド、ブラックボードツリーがありました。
その3本の木はタニンバルカラスモドキやアオスジインコの巣にも使われ、ハトの仲間はねぐらにしていました。ある場所では、タニンバルカラスモドキがオウムの巣穴へ何度も出入りする様子が記録されました。繁殖期の森で、高い木が複数の鳥の巣や休み場所になっていました。
IUCNレッドリスト · 準絶滅危惧(NT) · 世界全体の種評価(Aplonis crassa)
世界全体のIUCN評価では、タニンバルカラスモドキは準絶滅危惧(NT)です。2018年の評価では個体数は減少傾向とされ、分布範囲、住める場所の広がりや質、成熟個体数などに継続的な減少が示されています。成熟個体の総数は不明です。