ブラジル・アマゾナス州の中部ソリモンエス川流域に、離れて暮らす3つの集団が知られるサルです。毛色は川筋ごとに異なり、ジャクルアパ運河周辺の標本では赤橙色の背や四肢と白っぽいうなじが対照的です。
2022年の標本比較では、毛色の模様が集団ごとに異なりました。タイプ産地のジャクルアパ運河周辺では、白っぽいうなじが背中中央、腰、胴の脇、四肢の赤橙色と対照的で、一部の標本では白いうなじの毛が肩で淡い橙色へ移ります。ジュタイ川左岸の標本では、白いうなじの毛が肩まで続き、その先の背中の中央部と背中中央、腰、胴の脇、四肢は赤栗色でした。アウアチ=パラナの標本では、胴の脇や四肢が赤栗色で、背のうなじから尾まで白~淡黄褐色でしたが、調べられたメス1個体では白っぽい範囲は背中の中央部まででした。
野外生態を調べた研究はまだありません。タイプ産地のジャクルアパ運河周辺では、本種の記録は運河とソリモンエス川の間の氾濫林(ヴァルゼア)に限られ、地域住民の知識もこの分布を裏付けています。他の二つの集団が使う環境は、確認した資料からは特定できません。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。