ニシツバメチドリはツバメのように素早く飛び、朝夕に群れで飛ぶ昆虫を捕らえます。繁殖期は水辺の乾いた泥地に集団で巣を作ります。
繁殖期は背がオリーブ褐色で、淡い黄褐色の喉は黒い線で縁取られます。尾は深く二股です。繁殖期以外は頭や胸の羽縁が淡褐色で、模様がまだらになります。
ハンガリー東部ナジクンシャーグ地方で、2012〜2021年にニシツバメチドリの巣315個を調べました。巣の48%は畝を作る作物畑、29%は休耕地、23%は春作物の畑にありました。
315個の巣全体では67%で少なくとも1羽のひながふ化しました。休耕地の巣では75%、春作物の畑では69%、畝を作る作物畑では62%でした。機械作業から守るため巣の周囲を保護した159個のうち64%でひながふ化しました。産卵は4月下旬から7月中旬に続き、巣の約60%は5月25日から6月15日の間に作られました。調査地では、農地の作物や地面の状態によって巣の割合やふ化率に違いがありました。平均ふ化日は6月15日で、ふ化時期を確認できた212巣の記録から算出されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
調査期間中、巣の周囲を目印で囲う保護により、農業機械で壊されるはずだった巣150個が救われました。巣の失敗原因が分かった例では、捕食が最も多く、次いで放棄や大雨による浸水が記録されました。