アゾレス諸島に固有のコウモリです。1993年の形態比較では近縁のレイスラーコウモリより小さく、2026年にはフローレス島での生息も確認されました。
1993年の標本比較では、アゾレスヤマコウモリは近縁のレイスラーコウモリより小さく、前腕も短いと報告されました。
アゾレスヤマコウモリはアゾレス諸島の固有種です。最西部にあるフローレス島では、その存在がこれまで確認されていませんでした。2024年9月、研究者は島の10地点に自動録音機を置き、各地点で少なくとも2日間続けて音を記録しました。2種のコウモリが検出され、この種は島で初めて確認されました。
録音された通過音の99.6%はマデイラピピストレルによるもので、アゾレスヤマコウモリは中央部と南部の数地点で少数が記録されました。鳴き声が記録されたのは夜間で、午後8時23分から午前5時40分まででした。過去の短時間調査では見つからなかった種が、長く記録する方法で確認されたことは、島ごとの分布を調べる手がかりになります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
フローレス島の10地点で行われた調査では、アゾレスヤマコウモリは中央部と南部の数地点で少数だけ記録されました。研究者は、短時間の調査では見落とされる可能性を示し、島の分布を把握するために継続した録音調査が役立つとしています。