ワウワウテナガザルはジャワ島の森林に暮らすテナガザルです。長い腕を使って枝から枝へ移動します。
長く密な銀灰色の毛に覆われ、腕と指が長く、親指は短めです。枝から枝へ腕で移動する姿に適しています。
インドネシア・ジャワ島西部のグヌン・ハリムン・サラク国立公園は、ジャワテナガザルの主な残存生息地の一つです。園内10か所の調査地で73件の出現記録が集められ、その約8割は直接観察でした。テナガザルは腕で枝から枝へ移動し、高い樹冠がつながる森を使います。
2015年10〜11月と2016年4〜5月の記録を使った予測では、樹冠密度と年平均気温が主な変数で、寄与は53.9%と35.6%でした。適地は公園内に偏り、42.1%が高適性、24.7%が中適性、33.2%が低適性でした。著者らは劣化地の環境改善と周縁部の巡回を管理策として提案しています。適性の高い区域は公園中央部に多く、周辺部では低い傾向でした。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
著者らは、劣化した場所の生息環境を整え、公園周縁の巡回を行うことを管理策として挙げました。