アフリカやアジアの一部にすむネコです。赤褐色から褐色の毛と、耳から伸びる長い黒い毛が目印です。
後ろ足が長く筋肉質で、尾は短めです。子どもの耳の房は、成獣より短くなっています。
南アフリカのケープタウンでは、カラカルの行動は年齢や時間帯で変わりました。研究者は市街地に囲まれたケープ半島の自然地で25頭にGPS首輪を付け、町の影響が強い場所と、自然地が続く場所を比べました。市街地側の成獣は、昼間は草木の茂みを選んで身を隠し、夜には道路を避ける傾向が弱まりました。
若いオスは成獣より町の近くで記録され、市街地の中の記録が占める割合は30.7%でした。市街地側の成獣では6.5%でした。一方、活動時間の比較では、市街地側のカラカルがより夜行性になる差は見つからず、どのグループも夕暮れと明け方に活動が増える傾向でした。町と自然地の境目で、カラカルは年齢に応じて使う場所を変えていました。
IUCNレッドリスト · 低懸念(LC) · 世界
カラカルのIUCNレッドリスト上の世界評価は低懸念(LC)です。評価日は2014年5月9日、公開年は2016年で、野生個体数の傾向は不明とされています。評価では、各地の減少が世界全体の分布を大きく縮めていないと説明され、現在のページには更新が必要と表示されています。IUCNネコ科専門家グループは地域差も示し、モロッコを深刻な危機、イスラエルを危急としています。生息地の破壊や分断、狩猟、わな、毒による駆除が脅威として挙げられています。