パプアヒクイドリは飛べない大型の鳥で、頭のかぶとと首の肉垂が目立ち、ニューギニアの低地に暮らします。
大きな頭のかぶとを持ち、首の肉垂は赤や金色など地域によって違います。
パプアヒクイドリは、ニューギニア北部の低地の森林に暮らします。首の下に肉の飾りが一つある、大きな飛べない鳥です。森の果実を食べ、種をふんと一緒に出します。大きな鳥が歩いて餌を探すことは、果実を作った木から種が離れ、森の別の場所へ届くことにもつながります。
インドネシアのジャヤプラ地域では、2011年と2012年に集めた147個のふんから、ヤシの種や果実が調べられました。2014年の報告で確認されたヤシは十種です。人の手が入った森にも種はありましたが、その数は森の種類で異なり、伐採された森では少なくなっていました。
この記録は、ヤシが鳥の食事になり、鳥がヤシの種を運ぶ関係を示しています。低地の森林は人の暮らしとも近く、森林の変化や狩猟が保全上の課題です。果実を実らせる木と、それを食べて歩く鳥を一緒に残すことが、熱帯の森で続いてきた種の移動を支えます。
IUCNレッドリスト(保全機関の種紹介掲載) · 低懸念(LC) · 世界
森林の減少や、人が森へ入りやすくなることに伴う狩猟などが脅威です。保全では森林の環境と、地域での鳥の利用の両方が課題です。狩猟を管理し、種を運ぶ鳥が暮らせる森を保つことが求められています。