人とともに暮らし、仕事や伴侶として育てられてきたイヌです。品種によって姿が大きく異なります。
体の大きさや形、毛の特徴には品種ごとの違いがあります。牧畜や狩猟など、目的に合わせた姿も育てられてきました。
人の指さしを手がかりにするかを調べた研究に、20か所の研究施設が参加し、455頭のイヌを調べました。二つのカップの片方に餌を入れ、人が餌のある側を指すと、イヌがどちらを選ぶかを記録しました。
一つの方法では、研究者がイヌと目を合わせて名前を呼び、その後に餌のある側を指しました。もう一つでは、咳払いの音を聞かせ、目を合わせずに指しました。研究者が調べたのは、イヌが指さしを人からの伝達として受け取るのか、餌との結びつきを手がかりにするのかという点です。
どちらの方法でも、正しく選んだ割合は偶然より高く、二つの方法の間に明らかな差は確認されませんでした。また、反対側へ一瞬だけ向ける指さしに従った割合は、過去の研究で報告された値より低くなりました。研究チームは、指さしの形や実験の進め方が反応に関わると報告しています。
IUCNレッドリスト · 該当なし(家畜化された種は評価対象外) · 世界
IUCNレッドリストの指針では、家畜化された種は評価対象に含まれません。そのためイエイヌに、世界全体の絶滅リスク区分は付いていません。別のIUCN報告は、2016年版レッドリストの脅威記録を分析し、イエイヌを外来種として、絶滅・野生絶滅の13種と絶滅危惧の149種への影響に結び付けています。これは野生生物側の脅威記録です。