ヤイロチョウは色鮮やかな渡り鳥で、台湾では夏に低い山の湿った広葉樹林で繁殖します。地面で昆虫やミミズなどを探して食べます。
頭は栗色で、黄色い眉線と目の後ろへ続く黒い線があります。背と翼は緑色で、腹の中央と尾の下は赤く、メスではその赤い部分が狭めです。
ヤイロチョウは、巣のひなへミミズを運ぶ鳥です。韓国南部のナメヘ郡で四つの巣を観察した研究は、台湾、中国、済州島などの既存記録と合わせ、四つの繁殖地にある15巣の食物を比べました。観察は2012、2013、2017年の三つの繁殖期に行われました。巣へ運ばれた食物では、雨の量やひなの年齢、時間帯が変わってもミミズが多くを占めていました。
研究者は、繁殖期に家族が食べるミミズの量と、生息地にいるミミズの数から、餌を得るのに必要な土地の広さを推定しました。成鳥の食物エネルギーの約70%をミミズから得ると仮定した場合、推定された土地の広さは観察された行動圏と合いました。ミミズが豊富な森や林床は、ひなの食物を運ぶ親鳥の採食場所になります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
四つの繁殖地にある15巣の記録では、ミミズがヤイロチョウのひなの食物の多くを占めていました。成鳥が得るエネルギーの約70%をミミズから得るモデルでは、推定した採食地の広さが観察された行動圏に合いました。