北米の森林にすむフクロウです。褐色と白のしま模様があり、夜に鳴き声で気づかれることがあります。
顔は褐色で、体には褐色と白のしま模様があります。
アメリカフクロウとニシアメリカフクロウは、米国オレゴン州西部で生息域が重なる近縁種です。研究者は行動追跡とレーザー計測による森林構造を組み合わせ、生息場所の選び方を調べました。記録にはアメリカフクロウ38羽とニシアメリカフクロウ41羽が含まれます。両種とも低い林冠より高い林冠を選ぶ傾向がありました。
その一方、ニシアメリカフクロウは樹木の密度が比較的低く、下層植生が発達し、斜面が急な場所でより多く見つかりました。研究では、森林の高さや下層の構造を測ることで、近縁種が重なる地域でも異なる場所を利用する様子が記録されました。レーザー計測は林冠のばらつきや下層の構造を捉え、場所ごとの差を比べました。観測は2007〜2009年と2012〜2015年に行われました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
オレゴン州西部の研究では、両種の森林利用が林冠の高さ、下層植生、斜面と関連していました。森林を評価するときは、樹木の有無だけでなく、林冠の高さや下層の密度も記録することで、フクロウ類が使う場所の特徴を把握できます。