オグロフクロネコは、西オーストラリア州南西部の森林や林地にすむ肉食性の有袋類です。白い斑点があり、夜に活動します。
体には白い斑点があり、尾は長く、毛並みは茶色系です。
南オーストラリアのアリッド・リカバリー保護区にオグロフクロネコが再導入され、研究者は捕食者に慣れていない二種類の獲物の行動を調べました。対象はアナウサギカンガルーとトビネズミで、フクロネコにさらされた個体と、さらされていない個体の反応を比べました。
フクロネコにさらされたアナウサギカンガルーは、周囲への注意を欠いた採食をする時間が短くなりましたが、捕食者と他のにおい・姿を区別しませんでした。トビネズミは開けた場所での採食を変え、フクロネコの刺激に対して警戒を強めました。研究者は採食行動と視覚・嗅覚の手掛かりへの反応を測りました。外来ネコへの反応改善を示す証拠は弱いものでした。この研究の時点では、二種とも再導入されたフクロネコと同じ保護区で暮らしていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
この実験では、オグロフクロネコとの接触後、アナウサギカンガルーとトビネズミで異なる行動変化が現れました。一般的な捕食者への警戒は強まっても、外来ネコを避ける反応の改善は弱い証拠にとどまりました。