ニュージーランド固有の大型の夜行性オウムです。飛べず、苔色の羽に黄や黒のまだら模様があります。現在は森林のある島に限って生息し、外来の捕食者を避けるため管理されています。
大きくずんぐりした体に、淡いフクロウのような顔があります。背は苔色で、黄と黒のまだらが入り、腹側も同じ色合いですが黄色が多めです。灰色の大きなくちばしと脚を持ちます。
カカポは夜に活動する、飛べないオウムです。ニュージーランドの保全下では、リムの木がたくさん実をつける年に繁殖します。オスは地面に道やくぼみを整え、低く響く声などでメスを呼びます。交尾の後、卵を温め、ヒナを育てるのはメスの役目です。
鳥の背中についた小さな送信機は、居場所や行動を知らせます。2026年の繁殖期の始まりも、遠隔で見守る技術によって交尾の動きが捉えられました。巣のそばに置く装置から情報を受け取り、必要な見守りにつなげています。森へ何度も入る方法に、離れた場所から確かめる方法が加わっています。
2026年の繁殖開始時、保全チームは、巣の中で卵がかえる機会を増やすなど、人の手を減らす方針を示しました。健康や巣の状態を確かめながら、母鳥が子育てする力を支えます。捕食動物の侵入を防ぐ島の管理とともに、鳥が自ら世代をつなぐ暮らしを目指す取組です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
持ち込まれたネコ、オコジョ、ネズミなどの捕食動物が脅威です。島への侵入を防ぎ、健康や巣、繁殖を見守り、必要に応じて餌やヒナの世話を補う保全が行われています。