濃い体色に明るい頭が目立ち、木登りも得意なイタチ科動物です。
体色には地域差があり、一般には体は濃い茶色から黒っぽく、頭は明るい色です。喉の斑は橙色やクリーム色で、形や大きさはさまざま。ない個体もいます。
ブラジルのリオ・ドセ州立公園でカメラ調査を行い、森林の中でタイラが使う場所と活動時間を調べました。6,480夜分の撮影で中大型哺乳類の動画15,099件を得て、タイラは54地点中22地点で112件の独立した記録がありました。牧草地から遠い場所ほどタイラの占有確率が高く、調べた環境要因の中で距離だけが関連しました。
タイラは乾季と雨季の両方で主に昼間に活動し、記録の91.5%は日の出から日没まででした。活動の山は午前10時ごろで、季節で活動時間の差はありませんでした。活動時間はピューマやジャガーと重なる一方、同じくらいの大きさのオセロットとは重なりが小さくなりました。モデルでは公園全体の占有確率は0.63と推定されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
著者らは、リオ・ドセ州立公園がタイラの生存や繁殖を支える森林の避難場所だと述べています。また、木登りする中型肉食動物を見つけやすいカメラ調査方法の工夫を求めています。