ズアオホオジロは、繁殖期のオスでは灰緑色の頭と黄色い喉が目立つホオジロ類です。地上で種子を食べ、繁殖期は無脊椎動物を多く食べます。
繁殖期のオスは灰緑色の頭と胸、黄色い喉と口ひげ状の線を持ちます。メスは色が淡く、胸に少し縦斑が出ることがあります。幼鳥には黄色がありません。
イタリア中部のマルケ州で、ズアオホオジロの分布が調べられました。2009〜2010年の繁殖期に行われた2,100地点の調査では、242地点(11.5%)で記録され、州内に中程度に広く分布していました。イタリア中東部では、それ以前の調査で繁殖つがいの増加も報告されていました。
出現記録は農地や低木がある地点と正の関係があり、道路や建物などの市街地構造がある地点では少ない関係でした。マルケ州では農地が総面積の52%を占め、各調査地点の半径100メートル内の土地被覆を分析しました。記録地点は州の中央北部と中央部に多く、標高が低く傾斜の緩い地域で出現頻度が高くなりました。ファブリアーノ〜カメリーノ周辺にも小さな出現集中地がありました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
このマルケ州の調査では、ズアオホオジロが記録された地点は農地や低木と結びつき、道路や建物のある地点とは負の関係でした。地域の農地景観を保つ取り組みでは、これらの環境要素を合わせて見ています。