トンケアンモンキーは、インドネシアのスラウェシ島中部と近くのトギアン諸島にすむマカクです。熱帯林の地上と樹上を利用します。
顔は黒く、体には黒い毛が密に生えています。頬や尻には茶色または灰色の部分が見られ、尾は短いです。
2021年、インドネシア・中央スラウェシ州のパンギ・ビナンガ自然保護区と保護林を通るパル・パリギ道路沿いで、住民や道路利用者への聞き取りが行われました。調査はスラウェシにすむマカクのうち、ムーアモンキーとトンケアンモンキーを合わせて扱い、42人から回答を集めました。森と道路が接する場所での目撃や、人が食べ物を与える場面などが質問されました。
農家や商人の住民31人のうち25人は、マカクが畑に入り、果樹などを食べたり傷つけたりしたと答えました。報告された作物にはアボカド、クローブ、カカオなどがあります。道路利用者11人は全員、道路脇でマカクを見た経験がありました。保護林にすむ2種と人々が同じ場所を使う様子が、地域の聞き取りから記録されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
調査した42人中33人は、マカクが野生で何を食べるか知らないと答えました。農家や商人31人中25人は畑への侵入を報告し、作物と野生の餌をめぐる問題が聞き取りに表れています。