尾がとても短く、顔の皮膚が赤黒いサルです。動物園資料では、東南アジアからインド北東部などに分布するとされています。
尾はとても短く、ほとんど毛がありません。顔の皮膚は暗い赤色です。
マレーシア北部ペルリス州立公園の森で、ベニガオザルの食べ物が調べられました。2019年2月に集めた糞便三点を解析すると、46科145種の植物が見つかりました。黄色いサラカは植物DNA配列の11.70%、イチジクの一種は9.33%を占めました。
三つの試料で多く見つかった植物の組み合わせは同じではなく、個体ごとに食べた植物の構成が異なりました。サラカやイチジク属など、複数の木の植物が食事に含まれています。試料を採ったのは木々の実が少なくなる乾季でした。糞便DNAから食物を推定する手法は、樹上での採食を記録する方法の一つです。この調査で記録された145種の植物は、森林の植物と食性を結びつける予備資料になりました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ペルリス州立公園で行われた予備的な食性研究では、糞便三点から145種の植物DNAが見つかりました。調査地の食物資源を記録する手がかりとなり、黄色いサラカとイチジクの一種が多く検出されました。森林の植物とベニガオザルの食性を結びつける地域資料です。