サメビタキは北アジアの森林などで繁殖し、中国南部や東南アジアで冬を過ごすヒタキです。
暗色の小型のヒタキで、胸と脇には灰褐色のぼんやりした筋があり、尾の下の羽には濃い中心があります。
2025年9月17~19日、米カリフォルニア州の湿地と建物の近くで、サメビタキが観察されました。写真と羽の模様を近縁種と照らし、この個体をアジアに分布する種と同定しました。温帯北米では種だけでなく属としても初めての記録となり、専門家が羽の模様と観察記録を確かめました。
羽先に白い斑点が残ることから、初秋を迎えた若鳥と判定されました。胸と尾の下側の模様もよく似た別種との区別に使われ、東北アジアで繁殖する渡りの多い亜種に一致しました。鳥は約2ヘクタールの範囲を使い、木の実を食べたり、高い木から虫を捕ったりしました。観察は3日間続きました。研究者は現地の写真1,032枚と同種の6,643枚を比べ、年齢や羽替わり、亜種の特徴を調べました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
羽色、羽の生え替わり、写真を合わせて記録すると、まれな渡り鳥の確認に役立ちます。