日本では夏鳥として本州中部より北の林の周辺に渡来し、低木のある草地にも現れるモズの仲間です。
日本の繁殖地で見られるオスは、モズに似ていますが、背の赤みが強く、胸から腹は白いです。
富士山北麓の標高900〜1,100メートルにある720ヘクタールの調査地で、日本の亜種アカモズ *Lanius cristatus superciliosus* のオスを2017〜2019年の繁殖期に調べました。つがいの相手がいないオスは2017年に20.0%(5羽中1羽)、2018年に64.3%(14羽中9羽)、2019年に69.2%(13羽中9羽)でした。同じ調査地のウスアカモズでは、2017年は19.5%(77羽中15羽)、2018年は0%(83羽中0羽)でした。
アカモズでは、つがいになったオスは相手がいないオスより平均約9日早く繁殖地へ到着し、この傾向は2017年には見られませんでした。2018年と2019年の相手がいないオスはほとんどが5月20日以降に到着し、メスの到着は5月中旬に集中しました。調査では2017年のアカモズは領域地図作成のみ、2018・2019年は道路沿い調査も併用しました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。