コシジロアジサシは北太平洋北部の沿岸や島で繁殖し、夏は小魚や甲殻類などを捕らえます。
灰色の体に黒いくちばしがあり、額の鋭い白い斑が目立ちます。
コシジロアジサシは、ロシア極東やアラスカの海岸に繁殖地をつくります。植生の低い海岸や島で、ほかのアジサシと混じって営巣することもあります。2018年にサハリン島の三つの大きな繁殖地、2019年にアラスカの一繁殖地を調べ、抱卵期に航空写真から鳥と巣の数を推定しました。
四つの繁殖地で記録された本種は、調査年には合計2,500つがい未満でした。広い繁殖地の一部を統計的に選んで低空から撮影する方法で、数え方を繰り返せる推定が得られました。過去の推定では、この四つの主要繁殖地だけで世界の繁殖個体群の30~50%を占めると考えられていました。調査では巣への刺激を抑えた撮影方法が使われました。無人機の写真も数え方の検証に役立ちました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2018~2019年に調べた四つの繁殖地では、コシジロアジサシは合計2,500つがい未満でした。大きな繁殖地を低空写真で標本調査する方法により、数の推定を再現できる形で記録しました。