水辺の葦原に暮らす大型のヨシキリです。英国では春の渡りの時期に、大きなさえずりが見つける手がかりになります。
茶色い背と淡い色の腹をした、大型のヨシキリです。
カッコウの托卵をよく受けるニシオオヨシキリの集団で、春の気温と繁殖時期を調べた研究があります。寒い春には繁殖開始が遅く、複数のつがいの繁殖時期が暖かい春よりそろいました。調査は一つの繁殖地にいる個体群を対象にしています。
繁殖時期がそろうほど、カッコウに托卵される巣の割合が下がるという関係は確認されませんでした。強く托卵される個体群では、カッコウの密度が高いことが繁殖時期のそろい方の効果に影響する可能性を、著者らは挙げています。集団の繁殖時期がそろうと、カッコウが巣を見つけにくくなるという考えも検証されました。研究者は春の気温、繁殖の同期、托卵された巣の割合を比べました。カッコウはオオヨシキリの巣に卵を産み、育ててもらう托卵鳥です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
一つの繁殖地での研究では、寒い春にニシオオヨシキリの繁殖開始が遅れ、時期がよりそろいましたが、托卵巣の割合には有意な変化がありませんでした。強く托卵を受ける個体群では、繁殖時期の同期だけで巣への影響を判断できない可能性があります。