アカマザマは、ペルーの密林で果実や葉を食べる小型のシカです。
頭から首は赤褐色で、のどや耳、尾の裏側には白い毛があります。
トリニダード島のアカマザマは、島にすむ唯一のシカで、アカマザマの固有亜種です。Rostantらは島内4か所で3年間、昼間のルート調査を行いました。乾季と雨季の両方を調べ、最初の2年間は狩猟の一時停止期間と重なっています。調査では合計1,131.4キロを歩き、312頭を観察しました。この種の島内密度を初めて調べた研究です。
推定密度は調査地ごとに大きく異なり、1平方キロあたり1~16頭でした。島全体では1~8頭と推定されています。3年間の調査中に密度が上がった場所は4か所のうち2か所でした。著者らは狩猟の一時停止が増加に関係した可能性を挙げ、島内でも密度に差があることから、地域ごとの状況に沿った管理が必要だと述べています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
トリニダード島内4か所の調査では、アカマザマの密度推定値は1平方キロあたり1~16頭と場所によって違い、3年間に2か所で上昇しました。最初の2年間は狩猟の一時停止期間と重なり、著者らはその影響の可能性を示しています。