南米北部の森にすみ、明るい色の手足を持つ小型のサルです。
黒い体に、赤橙色や黄色の手足が目立ちます。
フランス領ギアナの森林で、アカテタマリン3群の寝場所選びを9か月追った研究では、1群が100日間に使う寝場所は30〜40か所にのぼりました。およそ半数はまれにしか使われず、同じ場所を続けて使ったのは最長3夜でした。タマリンは、寝る数時間前に候補の木を訪れることがあり、しばらく使っていない場所ほど下見をする傾向もありました。研究期間中、猛禽類は何度も群れを襲いましたが、攻撃は成功しませんでした。研究者は、寝場所を頻繁に替えたり、使う前に確かめたりする行動が、捕食者への備えになる可能性を考えました。
寝場所に選ばれた木は、そうでない木より枝ぶりが複雑で、つる植物も多い傾向でした。夕方に最後に食べた場所に最も近い寝場所を選んだのは、全体の4分の1でした。
IUCN Red List (IUCN SSC Primate Specialist Group) · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体
IUCNの2015年評価は、アカテタマリンを低懸念(LC)としています。評価は2021年に掲載されました。