ヒトイロハリネズミは地中海地域に分布するハリネズミです。夜に餌を探し、背中の針で身を守ります。
背中や頭には、立てられる硬い針が並びます。E. concolorでは胸に白い毛の斑がよく見られます。
トルコ南西部のムーラ県ウラで、研究者は傘松の植林地の道を横切るヒトイロハリネズミを見つけました。2014年春の観察で、その個体が通った後に新しいフンを採取し、食べ物の痕跡を顕微鏡で確かめました。林床にはケルメスオークやキスタス類が生えていました。試料に含まれるキノコの組織と胞子は、体積の少なくとも90%を占めていました。
組織の特徴は偽トリュフ属Rhizopogonに似ており、周辺ではRhizopogon vulgarisの子実体が多く見つかりました。試料の胞子の多くもR. vulgarisのものでした。論文は、本種がキノコを食べた初の記録として報告しました。調べたのは一個体のフンですが、菌類が食事の大部分を占めた具体的な例です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
トルコの傘松植林地で採取したヒトイロハリネズミのフンから、体積の少なくとも90%にあたるキノコ組織と胞子が見つかりました。