アムールハリネズミは、背中や体の横にとげがあり、山林や畑、果樹園の周辺で暮らします。
背中と体の側面にはとげが密生し、頭や腹は毛で覆われます。鼻先と耳、足、尾は短い姿です。
中国・天津市の農村から市街地に広がる緑地で、2021年4月から12月に56台のカメラが哺乳類を調べました。アムールハリネズミは記録された五種のうち推定密度が最も高く、1平方キロメートルあたり6.73頭でした。推定の幅は3.15〜14.38頭で、密度は都市化の進行に沿って高くなる傾向を示しました。
解析では、アムールハリネズミの密度は都市に関係する要因だけでなく、自然環境の要因とも関係していました。研究者は、都市化した地域でも小さな緑地が哺乳類の密度に関係し、森林や草地など自然の場所が本種に重要だと述べています。密度は都市と自然の両方を細かな範囲で調べて推定されました。推定には撮影距離も考慮されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
天津市の調査では、農村から都市まで56台のカメラで5種の哺乳類が記録され、アムールハリネズミの推定密度は1平方キロメートルあたり6.73頭でした。密度は都市化の度合いとともに高くなりましたが、都市要因と自然環境の両方が関係し、小さな緑地や森林、草地も本種の密度に関わる要素として挙げられました。