四川省南西部の山地にすむハタネズミの一種です。背中は茶色、腹は灰白色で、採集標本の地点は標高2,560–3,850 mにあります。繁殖は5月下旬に始まり、通常2匹の子を産みます。
記載標本の背中は首から腰まで茶色で、約8–10 mmの細く長い毛に覆われます。毛の根元は黒灰色、先端は黄褐色で、腹側は灰白色です。背中と腹の色は体側で急に変わります。尾は上面が灰色、下面が灰白色で、全体が同じ色の標本もありました。口ひげは左右に約18–20本あり、長さは約6–24 mmです。模式標本はおとなオスで体重24 g、頭胴長91 mm、尾長45 mmでした。記載標本の頭胴長は平均98 mm、尾長は平均47 mmです。上顎第3臼歯を判別できた37標本では、内側5・外側4の角をもつ形が56.8%でした。
原記載にまとめられた調査では、採集標本の地点は標高2,560–3,850 mにあります。模式標本は標高3,020 mの樹齢30年のトウヒ・モミ植林地で捕獲され、その場所には以前竹が生え、腐植土と蘚苔類が豊富でした。周辺の尾根には、シャクナゲと竹が混じる湿潤で腐植土の厚い自然のトウヒ・モミ林が広がります。繁殖は5月下旬に始まり、通常2匹の子を産みます。5月末に調べたおとなメスの約44%が妊娠し、5月に調べたおとなオスの60%で精巣が陰嚢に下りていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。