中国四川省涼山イ族自治州の金陽県にある百草坡自然保護区とその周辺で記録された小型のハタネズミです。記載地では標高3,000mを超える湿った草地にモミがまばらに生え、草丈は約1.5mに達します。
頭胴長は平均92mmで、後足長は19mm未満、尾は頭胴長のおよそ半分です。背中は灰色で、背毛は約10〜12mm、根元は黒灰色、毛先は灰色です。一部の標本では毛に淡い黄色や黄褐色が混じります。腹側は背中より明るく、毛の根元は黒灰色、毛先は灰白色で、背中との色の移り変わりは急ではありません。耳は毛並みから少し突き出し、尾は上側が灰色、下側が黄白色です。
金陽県の百草坡自然保護区周辺では、標高3,000mを超える湿った草地に生息し、モミはまばら、草丈は約1.5mで密生します。低い場所には草湿地があります。8月に調べた成獣のメスでは約48%が妊娠し、胚は通常2個で、1個の例もありました。成獣のオスでは8月の調査個体の42%で精巣下降が確認されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。