メキシコ、ベリーズ、グアテマラの森林にすむサルです。木の上で葉を中心に食べ、群れの声は縄張りを知らせます。
尾の先近くには、枝をつかむのに役立つ毛のない部分があります。オスの喉には声を響かせる骨があり、喉袋もメスより大きくなります。
ユカタンホエザルには、鳴きながら片手を口の前に置く群れがあります。メキシコのパレンケ国立公園では8群中6群、その近くの断片林では7群中1群で見られました。離れたユカタン半島の飼育群では、この行動は見つかりませんでした。
行動をしたのは、確認された7群のおとなと亜成体のオスで、いつも低く長い声と一緒でした。手の位置は声の音響構造を変え、隣の群れが見えると行動の頻度が高まりました。仲間や隣のオスから声の反応も増え、口元の動きは群れ間の声のやりとりに結びついていました。行動するオスは互いに動きを同期させたり、順番にこの仕草を見せたりしました。2011年から2014年の間にも断続的に確認されました。この行動を示す群れ同士は、地理的にも近くにいました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
パレンケ国立公園周辺の34森林片で393頭を調べた研究は、対象地の森林被覆が2000年から2017年に23.3%減少したと報告しました。森林片の面積や周囲とのつながりは、群れの数や構成と関係していました。研究者は、残る森林面積と森林片同士のつながりの両方を維持・拡大する必要を示しています。現地の森林景観における保全上の課題が記録されています。