成鳥は暗褐色で幅の広い翼を持ち、若鳥には背や翼に白い斑点が並びます。
成鳥はほぼ一様な暗褐色で、翼の下面の手首に白い三日月形の斑があります。幼鳥は背と翼の上面に白い斑点が目立ちます。
ヨーロッパで繁殖するカラフトワシは、冬を過ごす場所が群れによって異なります。研究者はエストニア、ポーランド、ベラルーシの3地域で、GPSを付けた成鳥を追いました。28羽の追跡結果では、鳥はアフリカ、南ヨーロッパ、中東に分かれて冬を過ごし、繁殖地ごとに移動の傾向も違いました。全体の46%はアフリカ、43%は南ヨーロッパ、11%は中東で越冬しました。
エストニアで繁殖した鳥は南ヨーロッパへ向かい、ポーランドとベラルーシの鳥は南ヨーロッパとアフリカに分かれました。冬の場所は広く、29羽のうち15羽が保護区や国立公園などを使っていました。アフリカの冬の場所では14か所中2か所だけが保護されており、繁殖地だけでなく移動先の湿地も守る必要があります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
追跡されたカラフトワシは広い範囲で冬を過ごし、アフリカの冬の場所では保護された場所が少数でした。繁殖地と移動先の湿地をつなげて調べることが、国をまたぐ保護計画を支えます。