アシナガワシは、長い翼で空を探しながら小型の哺乳類や両生類を捕らえるワシです。
羽は主に土色の褐色で、飛ぶと長い初列風切の先が指のように見えます。
アシナガワシの減少が続くドイツでは、2004年から2016年に二番目にふ化した幼鳥85羽を飼育し、野外へ放しました。そのうち50羽は、繁殖地の中心域があるラトビアから940キロ離れたドイツへ移されました。2009年の秋には、移された幼鳥12羽、地元の幼鳥8羽、地元の成鳥9羽を衛星追跡し、初めての渡り道を比べました。
地元の成鳥は全て地中海東側を回る渡り道を使い、地元の幼鳥8羽のうち6羽も同じ道を通りました。移された幼鳥は平均6日早く出発し、5羽が南へ進んで地中海中央部で死亡しました。アフリカへ到達したのは移された幼鳥12羽中4羽、地元の幼鳥8羽中7羽でした。研究者は、出発時期が成鳥と合うことが幼鳥の渡り道に関わると結論づけました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ドイツの個体群を補うために移された幼鳥は、地元の幼鳥より平均6日早く渡りを始めました。アフリカへ到達したのは移された幼鳥12羽中4羽、地元の幼鳥8羽中7羽で、研究者は出発時期と渡り道の選択を結び付けました。