明るい淡褐色の体と、黒い房のある尾を持つハーテビーストです。エリトリア産の標本から1873年に記載され、1911年のセティット川では、オス・メス・子からなる群れが水場を訪れる姿が記録されました。
1873年の原記載は、体を明るい淡黄褐色とし、尻、耳の内側、後脚の後ろ側を白っぽい褐色と記しています。尾の先に黒い剛毛の房があり、角は細く左右へ広がり、先端が後ろへ反ります。おとなのオスでは、目の前に丸く暗い毛の房が目立ちます。Gippolitiが紹介するセティット川産の毛皮5点(オス2頭、メス3頭)では、脚の模様に差があり、オスの標本では薄いか見られず、メスの標本では黄土色から黒褐色までの違いが記録されました。
1911年2月、セティット川では、オス1頭、メス3頭、子3頭からなる群れが水場を訪れました。Cottonは水を飲んでいた群れを2日後にも同じ場所で観察しました。この川の個体は、水を飲む前に高い川岸の少し後ろで長く立ち止まり、水を飲んだ後には川から遠くへ移動しました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。