コビトウは小型のウで、淡水の湿地や川のデルタを利用します。
体が小さく、嘴と首が短いウです。夏の成鳥は暗い羽色に青銅色を帯びた緑の光沢があります。冬の成鳥と幼鳥は喉が白く、胸の色も淡くなります。
コビトウはヨーロッパや西アジアの水辺にすむ小型のウです。Dan Traian Ionescuらは2010~2020年、ルーマニア中部のトランシルヴァニア南東部にある二つの人工湿地で、水鳥の繁殖地を調べました。コビトウはほかの種と混じった群れで繁殖し、湿地の低木を巣の土台として利用していました。
調査地では、コビトウの巣は灰色ヤナギに作られていました。繁殖するつがいの数は十年間で年5~15組と推定され、調査期間の増減は統計的に明らかではありませんでした。人工の池や養殖池が水鳥の繁殖地になり、地域の湿地にあるヤナギ林がコビトウの巣場所を支えていました。調査した地域では、コビトウを含む8種の集団繁殖水鳥が記録されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ルーマニア中部の二つの人工湿地では、コビトウの繁殖つがいが年5~15組と推定され、巣は灰色ヤナギに作られていました。