ガラパゴスコバネウは飛べない鵜で、ガラパゴス諸島の海岸から潜って魚やタコを捕らえます。
体は暗色で、翼は飛ぶ鵜より短く、目は青緑色です。
ガラパゴスコバネウは、イサベラ島とフェルナンディナ島の海岸に暮らします。小さな翼を持ち、海へ潜ると強い脚を動かして進みます。魚やタコなどを、岩や海底のすき間から探して捕らえます。陸では岩から岩へ移るときに翼も使い、体の釣り合いを取ります。
海岸の巣では、親が交代で卵を温め、ひなへ餌を運びます。子が育つ途中でメスが次の繁殖へ移り、オスが引き続き世話をすることがあります。海で餌を得る場所と、陸で子を育てる場所が近く、沿岸の状態が親子の暮らしへつながっています。
分布が狭いため、海の環境の大きな変化や、漁具への絡まりなどの影響を受けます。巣の周りでは、持ち込まれた動物への対策が行われてきました。プラスチックごみを飲み込むことや、体に絡む危険を確かめる活動も進められています。海岸と海の中の両方が保全の対象です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
海の環境変動、漁具への絡まり、巣の周りの外来動物などが脅威です。繁殖地での外来動物への対策や個体群の見守りに加え、海のプラスチックごみによる危険を評価する取組が行われています。