ガラパゴス諸島の海岸に一年を通して暮らすアシカで、泳ぎやすい流線形の体をしています。
オスには額のこぶがあり、メスより体が大きい傾向があります。体毛は茶色から灰色で、メスは一般に淡い色です。
ガラパゴスアシカの個体数を知るには、島全体の数字だけでなく、繁殖場ごとの変化を見る必要があります。南東部の調査は、サンクリストバル島、エスパニョラ島、フロレアナ島、サンタフェ島にある13の繁殖場を2011〜2015年に数え、最大の繁殖場エル・マレコンは2005〜2015年の推移も調べました。
結果は地域全体と個別の繁殖場で異なり、エル・マレコンは調査期間にわずかな増加傾向を示した一方、南東部全体の推定は減少傾向でした。子どもの数と海面水温の変化に関連が見られた繁殖場もありますが、島のすべてが同じ応答をするわけではありません。数え方をそろえ、繁殖場ごとの記録を続けることで、地域平均に隠れる違いを把握できます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
南東ガラパゴスの13繁殖場では、2011〜2015年の地域推定と、個々の繁殖場の動きが一致しませんでした。繁殖場ごとの計数を継続し、海面水温との関係などを地点別に確認することが、地域差を踏まえた保全管理に役立ちます。