ワシカモメは太平洋沿岸で見られる大型のカモメです。成鳥は翼の先まで背と同じ淡い灰色で、海岸で魚やカニなどを探します。
繁殖期の成鳥は翼の先まで真珠色の灰色で、腹側は白く、脚はピンク色です。繁殖期でない成鳥は頭や首に褐色のまだらが出ることがあります。
カナダのマンダーテ島には、ワシカモメの大きな繁殖地があります。繁殖期の記録を比べた研究では、卵からひながかえる割合が1960年代の約83%から、1970~80年代の約76%、2008~2010年の約60%へ下がっていました。繁殖の記録は、ひなが成長する海辺の環境が長い時間の中で変化してきたことを示します。
巣立ちまで進んだ卵の割合も、1962年の約63%から2008~2010年の約52%へ下がっていましたが、この差は統計的には明確ではありませんでした。同じ島で長年集めた記録をつなぐことで、繁殖の変化を数十年の幅で比べられます。ワシカモメでは、卵の大きさや一腹卵数にも過去と現在の違いが記録されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
マンダーテ島のワシカモメでは、卵からひながかえる割合が1960年代の約83%から2008~2010年の約60%へ下がりました。巣立ちまで進んだ卵の割合も63%から52%へ下がりましたが、この変化は統計的に明確ではありませんでした。