カンムリサギは、繁殖期に頭や背中の羽が伸びる小型のサギです。浅い水辺で獲物を待ち伏せします。
繁殖羽では頭に淡い色の冠羽が伸び、背中は黄褐色になります。繁殖期以外は頭に細い暗色の縞が見られます。
1988~2018年のギリシャでは、カンムリサギの繁殖数は中程度に増えました。研究者は37湿地の65コロニーで七種のサギ類の繁殖つがいを調べ、種ごとに巣数とコロニー数を比較しました。Natura 2000や保護区管理当局、新設・復元湿地との関係も分析しています。
2018年にはカンムリサギのコロニーが9か所で活動し、巣の91.5%はケルキニ湖とアクシオス・デルタの二か所に集まりました。調査期間中の巣数は2015年に最多の804巣となり、その年は七つのコロニーで繁殖が確認されました。繁殖数の増加には活動コロニー数の有意な増加が伴い、一コロニー当たりの平均巣数は減少傾向でしたが、その変化は有意ではありませんでした。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
1988~2018年のギリシャの記録では、カンムリサギの繁殖数は中程度に増加しました。2003年以降にできた九つのコロニーのうち八つは保護区内、七つは管理当局が活動する区域にありました。新設または復元された湿地や新しいコロニーは、より良い繁殖傾向と結びついていました。一方で少なくとも九つの新コロニー中七つは後に放棄され、そのすべてが保護区内でした。研究者らは、Natura 2000網と保護区管理当局の活動が、複数種の繁殖傾向や分布の拡大を後押ししたと報告しています。2018年には九つのコロニーが活動し、91.5%の巣は二つの湿地に集まりました。説明要因は種ごとに異なり、同じコロニーでも影響は一様ではありませんでした。