ハイイロチャツグミは灰色がかった顔と胸の斑点が目印です。北米北部で繁殖し、冬は南米へ渡ります。
顔は目立つ模様が少ない灰色がかった色で、胸には斑点があります。ビックネルツグミとは非常によく似ています。
ニューファンドランド島で繁殖するハイイロチャツグミについて、道路沿いの鳥調査の記録を使い、1974〜1984年と2000〜2015年を比べました。17ルートにある850か所の調査地点が対象です。昔と近年の記録を地点ごとに照らし合わせることで、島のどの標高に現れるかを細かく追いました。各ルートは過去期に平均4.9回、近年期に平均8.4回調査されました。
以前の調査では、標高0〜450メートルの広い範囲で見つかり、100メートル未満と300メートルを超える地点で多く記録されました。近年は350メートルより低い地点でほとんど記録されなくなり、調査ルート上の出現率は97%低下しました。過去の調査地点の記録が、分布の変化を追う資料になりました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
調査ルート上の地点を標高ごとに繰り返し数え、過去の記録と比べると、分布の移り変わりを早い段階で捉えられます。低地から高地まで幅広い場所で記録を続け、森林と鳥の利用を同時に調べることが、ニューファンドランド島のハイイロチャツグミを守る計画に役立ちます。