キタミズツグミは、湿地の水辺を歩いて小さな水生動物を探す、しま模様の鳥です。
背は褐色で、淡い下面には濃い縦じまが並びます。水辺で歩く姿がよく見られます。
キタミズツグミは、カリブ海や南米北部で冬を過ごし、北アメリカ東部で繁殖する渡り鳥です。プエルトリコ南東部のジョボス湾で、研究者は2015年9月から2016年4月までに40羽へ光の記録器を装着しました。この器具は日光の明るさを記録します。翌年に11台が回収され、そのうち9台に渡りを読み取れる記録が残っていました。
記録から、鳥はプエルトリコを出た後に北部大アンティル諸島へ立ち寄り、大西洋岸に沿って北上したと分かりました。平均の出発日は4月24日、繁殖地への到着日は5月17日で、春の移動は約23日でした。繁殖地の位置には大きな誤差が出る記録もありましたが、光の変化から移動の時期や繁殖期の行動を読み取れました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
プエルトリコで冬を過ごすキタミズツグミは、北部大アンティル諸島に立ち寄り、大西洋岸に沿って北米の繁殖地へ渡りました。光の記録から平均の移動日程と繁殖期の行動も明らかになりました。