赤い足を持ち、熱帯の島の木や低木にも巣をつくるカツオドリの仲間です。
成鳥の足は赤色で、羽の色には白い型や褐色の型などがあります。
モザンビーク海峡のエウロパ島で、巣立ったばかりのアカアシカツオドリが最初の飛翔から約一か月追跡されました。海上を飛ぶ割合は、連続する三つの十二日間で二割、三割、四割五分へと増え、若鳥が少しずつ島の外へ出る様子が見えます。島を出るときは大きな若鳥の群れが多かった初期から、時期が進むと単独で飛び立つ若鳥も増えました。追跡対象は若鳥三十四羽と成鳥七羽でした。
若鳥の移動距離は平均四十七キロから六十八キロへ伸びましたが、成鳥は平均百七十八キロ飛びました。記録された追跡の五四%で、別の若鳥との行動の重なりがありました。巣立ち後二週間は、親から一日平均一・三八回餌を受けていました。約八十日後には給餌が一日〇・一回となり、百五十五日後の観察では巣にいる若鳥はいませんでした。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2014年の調査地では、繁殖コロニーが島北部の乾いたユーフォルビア林にあり、若鳥は島の周辺海域へ採餌飛行していました。繁殖林だけでなく巣立ち後に使う近海も調べる必要を示す地域記録です。この調査では、現行の世界的な保全区分、評価日、種全体の個体数動向は示されていません。