地中海の島々や海岸で繁殖するハヤブサです。繁殖の遅い時期にひなが育ち、渡りをする小鳥が通る時期に子育てします。
羽色には、淡い色の型と暗い色の型があります。
エレオノラハヤブサは地中海東部の島々で繁殖します。クレタ島北東のパクシマダ島では、1965〜2001年に集められた獲物の羽毛や残骸を分析しました。詳しい標本調査は1969、1971、1977、1988年に行われています。
標本には110種を超える鳥が含まれ、確認個体は13,450羽以上でした。ヤナギムシクイが27.8%を占め、繁殖期に島を通る渡り鳥を捕らえていることが獲物の記録から分かりました。研究者は26回島を訪れ、計745日を現地で過ごしました。4年間の詳しい調査では22〜36か所の巣を2〜3日ごとに見回り、集めた羽毛から獲物を見分け、秋の渡りの時期も記録しています。羽毛の形や模様を標本資料と照合し、種類ごとに記録しました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2021年にギリシャのアロニソス北部スポラデス海洋公園で29島を調べると、13島で329の活動中の巣が見つかりました。巣の多くは海面から12〜400メートルの崖の穴にあり、繁殖島と営巣場所を守ることが保全の課題として挙げられています。